日本一有名な愛されアイドル犬、忠犬ハチ公を占星術で鑑定しました。
亡くなった飼い主の帰りを10年も駅で待ち続けた、愛しいワンちゃんです。
あきたいぬは大型犬ですから、ハチも大柄だったんですよ。ハチ公像を見るとコンパクトな中型犬かと思いがちですが、実はでっかい子だったんです。
地球に生まれた以上、宇宙の天体の影響は必ず受けますので
動物にも占星術は通用します。
地上で起きる現象は必ず占星術で説明できます。
ちなみに、忠犬ハチ公映画のリメイク版、リチャードギア主演の「HACHI 約束の犬」はナイアガラの滝のように涙が出るので注意です。ぜひぜひ!!!!見て下さい。
HACHI 約束の犬(字幕版)
【ハチは愛情深い夢追い犬だった!!】
よく知られている通り、飼い主に忠実な愛情深い性格は占星術でも証明できました。
1923年12月16日生まれ説もあるが、11月10日生まれのほうがハチっぽいので、ほぼ確実にこっちだろう。
☆忠犬ハチ公のホロスコープ解析☆
さそり座の犬っ!!!
・まず地星座ゼロで「現実見てない」。蠍座の太陽と獅子座の海王星スクエア。
蠍座というのは一点集中型で、
自分が好きな人にはマリアナ海溝より深い愛情を注ぎ、全力で忠誠を尽くします。
蠍座の愛情は、例えるとケルヒャー高圧洗浄機です。
局所的に水(愛情)を圧倒的なパワーでドドドと注ぐ。
ゼロか100か、白か黒か。極端で徹底的で、興味ない人には見向きもしない。
その蠍座の太陽(特定の対象に対する深い愛)に獅子座(目立つ)の海王星(愛)がスクエアなので
「愛情」というジャンルでとても目立ち、まさにスポットライトを浴び(獅子座!)
輝く大スター的存在となりましたね。情が深くロマンチスト。
愛し愛されることを強く求める。スクエアはハードなので、やりすぎて勢い余って執念深さ、しつこさが出てくる。
感受性豊かなガラスのハ-ト、気にしぃで繊細な寂しがり屋。ショックが大きい。
ハチは上野博士の通夜と葬儀の間、一切の食べ物を口にしなかった。
博士が最後に着ていた着衣を置いた物置にこもり、3日間何も口にしなかったのだ。
海王星のスクエアによりメンタルは壊れやすく、落ち込みや悲しみが凄まじい。
その一方で、夢見る夢子なので現実を見ようとしない。
分かりやすくはっきり言うと、頭の中がお花畑のワンちゃん(;^_^A
飼い主と再会する夢を信じ続けた、生粋のドリーマー。
ハチが駅前で待つことをやめなかったのは、いつかお父さんが帰ってくることを純粋に信じていたから。
「期待や空想、夢の世界に引きずり込む」海王星が
「ルーティン、継続力、持続性」を意味する土星からセクスタイルで援護を受けているため
駅前での主人待ちが「日常化」した。
ハチが亡くなるまで、夢見活動のルーティンワークは10年も続いた。
・太陽と海王星スクエア=主人が消える、父が消滅しやすい、父と縁が薄い傾向あり。
飼い主の上野さん、1925年5月21日に脳出血により53歳で急逝。職場の大学構内で倒れた。
ハチを飼い始めてわずか1年4か月後の死。
・ハチの金星(趣味、楽しみ)が射手座(移動好き)
哲学者の高橋庄治は当時、上野英三郎の近所に住んでおり、渋谷駅で待つハチも目撃しているが、上野は大学教授という職業柄、通勤時刻が不規則な上、ハチも通勤に関係無い時間帯に駅近くをぶらぶらしていた。
渋谷駅までせっせと通っていたのは、単に金星射手座で、移動が楽しかったからというのもあり得る。冒険大好き★いろんなものを見聞きしたい★
うわー、100年前の渋谷駅前ってこんなだったんですね。
上野氏逝去後、ハチは知人宅を転々とし、最終的には上野氏に世話になったことのある植木屋の小林さんが預かることに。
小林さんがハチを可愛がったにも関わらず、上野さんの姿を探し求めて毎日出て行った。
午前と夕、2回。渋谷駅まで2往復。
毎日2回往復するため、すっかり汚れてしまったという。当時は給湯器とか無かったのかな?洗ってあげることもできなかったんだろう
金星(交友関係、寄せるタイプ)はハチが関わりやすい人も表す。
射手座=大学教授。飼い主の上野さんは確かに大学教授だった!(現代の東大/農学部にあたる)
・ハチは火星と冥王星スクエア。
突発的に男性から傷付けられやすい。
ある日、ハチがいつものように駅で博士を待っていると、突然野犬がやって来て襲われてしまった。
その際、耳に大怪我をし、その傷がもとで左耳が垂れ下がるようになった。
ハチを襲った野犬はオス(火星)だったのだろう。
・蠍座の太陽/水星と、蟹座(家族)の冥王星(徹底性)
魚座(一体化)の天王星(異種間)がグランドトライン△
ハチは家族愛が強く、家族に対する思い入れや執着が非常に強い。
種が同じでない者(人間)でも仲間、家族とみなし大事に思う。(犬はだいたいそうですが)
ハチの愛情はねっとりコールタール。一度くっついたらべったり離れない。
対象物を諦める、飽きる、離れるという考えはこの犬にない。
初志貫徹の粘り強さ、持久力、忍耐力。深~い不変の愛情。
誰に何を言われようが、徹底的に自分の考えを通す。
水星蠍座は一つの事を掘り下げて深追いすることに楽しみを覚え、思考に執着性、熱中性がある。
濃密な付き合いを好み、他者と深く関わるタイプ。
上野博士とは1年4か月しか一緒にいなかったが、
ハチは時間に関係なく博士と濃密な関係を築いたはず。
しかし、感情星座でのグランドトラインは、愛情の執着をズルズル続けてしまう。
感情や愛情の切り替えや離脱ができず、延々と同じことををする。
グランドトラインは、甘え、腐敗、停滞という意味もある。
その状況から抜け出せないということ。結局、死ぬまで10年も主人を待った。
・たぶん月と天王星スクエア。
幼少期に母親犬から引き離されやすい。(事実そうだった)
周囲におかまいなし、我が道を突き進む犬。
月と金星が合の可能性高く、アイドル性があり人を引き付ける愛されオーラがある。
駅前で主人を待つハチは当時の新聞に取り上げられ、あっという間に知名度を広げた。
1932年=昭和7年10月4日付け朝日新聞。
「ほとんど1日も欠かさず駅で主人を待っている」という主旨。この時ハチ8歳。いとしやと書いた記者の気持ちがまったくよく分かる。本当にいとしいわ~!!
新聞を読んだ人々がハチを見ようと渋谷駅に集まるようになった。
多分ハチは月と金星合です、国民に愛される人気者となった事は言わずもがな。
1934年(昭和9年)、彫刻家 安藤照氏の手によってハチ公の銅像が作られた。その銅像は、最愛の上野博士を待っていた場所付近に設置された。除幕式は盛大に行われ、その場にハチの姿もあった。
最初に作られた像↑は日中~太平洋戦争で金属提供を要されたために、溶解されて機関車の部品にされてしまいました。
その後、再製作されたのが今の渋谷駅の像です。
ハチは1935年(昭和10年)3月8日に11歳で逝去。
普段ハチが行かないはずの駅の反対側で倒れていたという。
解剖の結果、中程度のフィラリア持ちだったが直接の死因は心臓と肺の大きなガンと考えられている。
ハチ告別式では僧侶16人が読経し、人々からの花環25、生花200、手紙や電報が180、200円を超える香典と、立派な葬儀が行われ、ハチの剥製も作られました。
現在の東大の農学部にはハチと上野博士の再会の像があります。
実はハチは母犬から生まれた8番目の末っ子なので、兄弟たちはもちろんハチと似たホロスコープを持っています。ですが少し出生時間が違うので、ハウス等はズレるはずです。
他の兄弟姉妹の犬生がどうだったのかも気になりますね~。
秋田犬は飼い主に忠実な性格ですが、ホロスコープで見るとハチはひときわ愛情深く、真摯で一途な犬だったことが分かりました♪
見てください、上野博士と再会できたこの嬉しそうな顔^^